池田昌弘が各地を訪ねて考えたこと
改正介護保険の総合事業と生活支援コーディネーターや協議体をすすめるためのヒント集
人と人とのつながり、ご近所を気にかける思いやりの気持ち、小さな支え合いの活動……。各地を訪ね、そんな地域の宝物にたくさん出会ってきました。
「活動」ではなく「日常生活の延長」と言ったほうがしっくりとくる、驚くほど自然で、自由で柔軟なアイディアにあふれているものもあります。小さな活動がうねりとなり、ご近所を、地域を変える原動力となったものもあります。地域の小さな支え合いの活動をどうやって見つけていくのか、そして、今日的課題と照らし合わせながらこれからのつながりづくりを考えるヒント集として本書を編集いたしました。
人口推計から見る40年後の社会
「生活支援」のサービス開発よりもつながりづくり
秘密基地のような場に男だけがつどう
サロンの価値や意味を「見える化」する
地域食堂でつながりのつむぎ直し
東日本大震災の被災地での支援から考える
仮設住宅にもう1つの居場所
高齢化率55%の昭和村の暮らし
集合住宅で最期まで暮らし続けられる仕組みづくりが始まった
介護保険の変遷
社会的孤立を考える
個別支援がさらなる孤立を生む
介護施設で暮らしても、自宅や近隣との関係を切らない
息子や娘に呼び寄せられて幸せになった者はいない
新しいデイサービスの形
主婦8人が出資した、暮らしの延長線上の居場所
ボランティアグループの「お父さん」「お母さん」
ダイヤモンドクラブと「チームH」
まおちゃんのおつかい便
支え合いの地域づくり
「普通の暮らし」の継続とその暮らしを壊さない支援にこだわり、
見えてきたこと」NPO法人全国コミュニティライフサポートセンター理事長 池田昌弘
●編 全国コミュニティライフサポートセンター(CLC)
●発行日 2016年08月25日
●B5判/64ページ
販売価格 |
1,100円(税100円)
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型番 |
20088 |