住み慣れた地域で、自分が望む暮らしを続けたい。そんなあたり前のようで難しくなっている願いを支える達人がいます。住民の視点でボランティアグループを立ち上げ、少しずつ活動を広げていくうちに、たくさんの仲間と出会う。共通するのは、「一人の小さなつぶやきを聞きもらさない」という熱い思いなれど、いたって自然体な、その姿。
神奈川県川崎市宮前区のボランティアグループ すずの会の鈴木恵子さん、大分県中津市のボランティアグループ 沖代すずめの吉田日出子さん。それぞれのグループで地域福祉のコーディネーターとして活躍するお二人に注目しました。
地域住民や専門職、事業所などの多様な主体がどのように連携し、地域を支えて、望む暮らしを実現してきたのか、そして活動がどのように広がってきたかをまとめました。
いざ、地域共同ケア!
【主要目次】
【特集】 地域共同ケアのすすめ
暮らしを支えるコーディネーター
地域概況(神奈川県川崎市宮前区)
地域概況(大分県中津市)
巻頭インタビュー1 鈴木恵子さん
在宅介護の経験を活かして地域のつながりづくり
巻頭インタビュー2 吉田日出子さん
地域のニーズに合った活動を展開
地域福祉のコーディネーターとしてたいせつにしていること
実践レポート1 ボランティアグループすずの会
事例1 住み慣れた地を離れて娘の住む川崎へ
事例2 必要なサービスを組み合わせて自分の望む暮らしを実現する
実践レポート2 ボランティアグループ沖代すずめ
住民型有償サービス「沖代どんぐりサービス」
事例3 地域の人たちとつながり 生きがいを持ってイキイキと毎日を送る
事例4 25年以上「どんぐりサービス」を愛用しながら
地域のなかで安心して暮らし続ける
解説 地域共同ケアのすすめ
藤井博志さん(神戸学院大学教授)
●編 全国コミュニティライフサポートセンター(CLC)
●発行日 2016年01月10日
●B5判/56ページ
販売価格 |
1,100円(税100円)
|
型番 |
20087 |