本書は、神奈川県川崎市で活動するボランティアグループ「すずの会」の活動を示す6つの事例を分析し、
地域でその人らしく生ききることへの支援とはいかなる活動であるかを提示したものです。
「すずの会」ならではの強みを生かした支援ばかり。目からうろこです。
【主要目次】
その人らしく、生ききる力を大切にする支援
(神奈川県立保健福祉大学学長 山崎美貴子)
個性豊かな生き方実現
(すずの会代表 鈴木恵子)
CASE1 アルコール依存症から卒業したTさん
介護を通して心の病を克服
CASE2 在宅生活を選んだNさん
妻亡き後の男性 私はここで暮らしたい
CASE3 すずの会を見守りながら逝ったKさん
末期がんで余命3か月自宅で妻の介護をしながら暮らす
CASE4 経験を活かす
シングル息子介護 地域とつながる
CASE5 32年間の引きこもり人生から自立の人生へ
ひきこもり男性の社会デビュー
CASE6 途中同居の姑に苦労するSさん
自宅介護の限界に直面した息子夫婦
●編著 すずの会 代表 鈴木 恵子
●発行日 2011年03月30日
●発行元 すずの会
●B5判/64ページ