働く人たちの都合に合わせたケアではなく、そこで暮らす人たちの都合に合わせた暮らし方への挑戦。
それが個別ケアであり、ユニットケアです。
本書は、2007年2月10日〜11日に高知県で開催された「気づきを築くユニットケア全国実践者セミナーin高知」(主催:同セミナー実行委員会、共催:特養・老健・医療施設ユニットケア研究会)にて発表された118の実践事例の中から、参加者アンケートで好評だった上位17施設の事例を収録したものです。
セミナーでは、テーマ別6部門に分かれて、1事例につき25分の持ち時間でリレー形式に発表をしました。
アンケート結果を見ると、早くからユニットケアに取り組んできた先進施設の発表は、部門を通じて全体的に参加者の関心を集めたことがわかります。職員育成や看取りの発表にも、大きな反響がありました。
本書が、ほかの施設の取り組みを知ることで、自分たちとは違う視点やヒントに気づき
、ケアを見直すきっかけにつながれば幸いです。
【主要目次】
17の事例の試行錯誤に学ぶ
第1部 私たちの始めたユニットケア
〜試行錯誤の中から見えてきたユニットケア【初級編】
第2部 個別ケア徹底検証
〜ユニットケアで見えてきた一人ひとりの暮らしと支え方
第3部 連携と協力のあり方を考える
〜支え合いと競い合いの取り組み
第4部 職員育成と組織を考える
〜育ち合い、育て合う取り組み
第5部 ユニットケアから地域へ
〜施設と地域との新しい関係作り
第6部 最期を支えるユニットケア
〜より家庭的な環境の中で最期を迎えるために
高齢者施設におけるユニットケアとは〜成り立ちと成功の秘訣
●編 特養・老健・医療施設ユニットケア研究会
●発行日 2007年09月08日
●A5判/160ページ
販売価格 |
1,320円(税120円)
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型番 |
166 |