「富山型」と呼ばれ、全国的に大きな流れとなっている共生ケアを徹底分析!なかでも、富山市にある「このゆびとーまれ」のスタッフ調査から見えた共生ケアの真髄は読み応え十分(本書第2部収録)。都道府県の全国調査から見えた支援策も具体的に紹介しています。
縦割りの垣根を取り払い、乳幼児から障害者、お年寄りまでがいっしょに、地域で暮らすことを提案してきた共生ケアを、多様な角度から明らかにします。
序 章 「共生ケア」の分析枠組み
第1部 比較のなかにみる「共生ケア」
第1章 共生ケアの原点としての宅老所
第2章 地域ケアのプログラムと共生ケア
第3章 「小規模多機能ケア」との比較
第4章 事例調査の方法と分析枠組み
第5章 「このゆびとーまれ」の営み
−「聞き取り調査」より−
第6章 スタッフによるケアの組み立て
−「日誌調査」より−
第7章 「このゆびとーまれ」におけるケアの技術
第3部 「共生ケア」支援プログラムの開発と普及
第8章 共生ケア支援プログラムの開発
第9章 長野県・富山県における共生ケアの普及
●編 全国コミュニティライフサポートセンター(CLC)
●発行日 2005年10月20日日
●A5判/240ページ