リーディングス地域福祉実践研究

研究と現場実践をつなぐことを大切にしてきた日本地域福祉学会では、創設40周年の節目に、これまでの「地域福祉実践研究」の歩みを振り返り、今後を考えるリーディングスを刊行しました――『実践者が現場で抱える課題を解決していくために、広い意味での研究的な視点で取り組みを進め、実践の壁を乗り越えるとともに、そのプロセスを広く会員と共有していく』(本書「はじめに」より)ことを使命とす
る日本地域福祉学会の蓄積を明らかにし、さらなる研究と現場の往還を促す一冊です。


《主要もくじ》
はじめに 
第1部 実践者による地域福祉実践研究の進め方 
    −実践の持続的な開発と蓄積−
 第1部ガイダンス 地域福祉実践研究への実践者からの問題提起
 第1 章 地域福祉実践研究へのいざない
 第2 章 地域福祉実践研究の方法
 第3 章 地域福祉の開発的実践を進めるための実践研究のマネジメント
第2部 リーディングス 地域福祉実践研究
 第2部ガイダンス リーディングス 地域福祉実践研究について
 ◉実践研究 地域の居場所の成立過程に関する一考察
  港区「芝の家」の取り組みを事例に 
 ◉実践研究 社会的孤立や制度の狭間に対する地域福祉実践の展開方法に
  関する研究 −量的調査の実践ツールの提案−
 ◉実践報告 小規模過疎集落群における住民主体による組織化の過程
  〜淡路市山田地区の交通空白地問題の取り組み〜 
 ◉実践研究 住民の主体的参加による社会資源開発過程とコミュニティ 
  ワーカーの役割の考察〜阪南市買い物支援プロジェクトにおける実践から〜 
 ◉実践研究 ふれあいいきいきサロン等の調査による介護予防・日常生活
  支援総合事業の展開〜文京区社会福祉協議会生活支援コーディネーター
  による取り組みから〜 
 ◉実践研究 「地域の実情」に応じた地域の類型化と地域づくりの支援方法
  に関する考察 −見守り活動の構築過程を通して− 
 ◉実践研究 地域福祉志向中間支援NPO によるソーシャルアクションの
  展開−コロナ禍対応プログラム「新しいつながり事業」の提案−
 ◉実践研究 大阪の社会福祉法人による居住支援の現状と課題
第3部 これからの地域福祉実践研究
 第1 章 対談 地域福祉実践研究誌の創刊から
        これまでの歩みを振り返って 
 第2 章 改めて地域福祉実践研究を問い直す
 第3 章 地域福祉実践研究と研究者の関わり 
おわりに


●発行日 2026年5月31日
●B5判/208ページ
●監修 日本地域福祉学会
●編 永田祐/藤井博志/熊田博喜/室田信一/榊原美樹
販売価格 4,400円(税400円)
型番 717